海蝶
転校
バーン――ッ、
銃声が鳴り響いた……
「っ!翔??」
「……は るな、ごめんな…俺、約束守れねぇや…… 」
「何言ってるの?翔はこれからもずっと一緒でしょ??」
「……陽菜 は…あん時の言葉覚えてるか?」
「もし、約束を果たせなかったらこの指輪は、陽菜が持ってて」
「どうしてそんなこというの?まだ翔は
生きるん「俺……もうダメかも ニコッ ……
ごめんな。 陽菜……笑って?」
「グスッ……ニコッ……翔…。「陽菜…かわいい…」
「何言ってるの?ねぇ翔、お願い…あたしを一人にしないで?…グスッ」
「……陽菜…最後に…伝えたいことがあるんだ……今…まで…言えなかっ…たけど…」
「何…?」
「…………ニコッ…陽菜…愛してる…………」
ドサッ―――…!
「か…ける?翔!いやぁぁぁぁぁぁ――ッ」