不良彼氏は正反対

「荒野・・・・・・」


戻るつもりはないの・・・。

夏休みとかだって。



だけど、

悲しそうな表情であたしをみる
荒野・・・。



「そうだね」

と、笑顔で言うしかなくなった。


「はい。お待ちしてます。
それでは、失礼します」



荒野も笑顔になって車を走らせて
帰っていった。



あたしは、

学校に体を向けた。


ここが・・・・・・、
あたしに自由をくれる場所?



そうだと・・、

いいなぁ。



そのままあたしは、

クラス表を見にいった。



えっと・・、

あたしはBかな?



【森沢恋華】。


その名前はやっぱり、
Bクラスにある。


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