不良彼氏は正反対

なんとか、

この前の場所に着いた。

愛斗は・・・
居るし。



普通こんなに早く見つかる!?

苦戦するものじゃないん
だっけ!?


あたしはそっと・・

愛斗たちを覗いた。


「愛斗っ!もっと頑張れ!!」

「はぁ?こっちはしょうがなく
やってやってんだよっ!!文句
言うなっ!!」


会話を聞くと・・

喧嘩してるように聞こえた。


なにやってんだろ・・。

学校に来てない可能性も考えてた
けど・・

楽しそうにしてるじゃん。


寂しかったのは・・・
あたしだけなんだね。


なんだかもっと

寂しい気持ちになる。



「愛斗~」

「蜜輝?どしたよ?」


それに、

あの子もまた居た。


愛斗と笑いながら話してる。


きっとあの子も仲間なんだよね。


愛斗は・・

仲間にだけ見せる顔があるんだ。


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