不良彼氏は正反対
いいな・・
愛斗に想われてるその子が羨ましい。
もう、
笑ってらんないや。
「ってか、慧汰はどした?」
「あ?呼び出されてたぞ?告白じゃ
ねーの?」
「まじ?」
存在知られる前に
ここから離れよう・・。
そう思って、
あたしは振り返った。
―――ドンッ!!
「きゃぁっ」
「いって!」
そして、
誰かと激突した。
しかも、なんか前にもあった感じ
に。
「あっ、これで二度目だな」
「あははっ。またまたすみません・・」
ぶつかったのは、
この前と同じ人だった。
愛斗の
お仲間さんだしね。