不良彼氏は正反対
今日の空は・・・
綺麗な色だね。
青いよ・・。
だけどあたしの心は・・夜の空
に星が無いように
曇ってるから。
「・・っ。好きぃ・・」
始めて、
声に出して言った。
もう、溢れる思いでいっぱいなの。
たとえ、
あなたからの思いが無くても
簡単に諦められるような恋じゃない
んだって
分かった。
重いって分かってても、諦め
られない。
あたしは・・それだけ大きな恋を
した。
―――ガチャっ。
そんな時、
ゆっくり屋上のドアが開いた。
誰か来た!?
とっさに、
涙を拭き取る。
「恋華・・ここに居たのかよ・・」
「愛斗・・」
そして、
ドアの前に立ってるのは紛れも無く
愛斗だ。