不良彼氏は正反対
「・・どうかした?」
「なっ、なんでもありませんっ!」
「可愛い~。焦らないでいいよ?
それに敬語も」
女の子は、やっぱり見た目通り
優しい。
焦って変なことばっかしてるあたしに
でも笑って話してくれてるし。
「ありがとう・・」
「あの、よかったら友達になってくれ
ない?」
「えっ!?」
女の子が言ってくれたことは
あたしにとっては衝撃的なことだった。
もう、
なんとゆうか嬉し過ぎて。
「迷惑だったかな・・?」
「ううん!!すっごく嬉しいっ!」
「ほんと!?あたしは、
坂本莉藍(サカモトリア)。よろしく!
莉藍でいいから」
「あっ、あたしは森沢恋華。
よろしくね!恋華でいいよ♪」
「名前まで可愛いじゃんっ。
うん、よろしく恋華」
「莉藍も可愛いじゃん!」
すごく嬉しかった。
初めての友達が出来た。
出来ないって思ってた分、
すごくすごく・・・。