不良彼氏は正反対
「そっか・・」
「いや、まじだけどそんな深く考え
んなよ?」
「えっ!?あっ・・うん!!」
ぜってぇー色々考えてんだろ?
別にいいけどよぉ・・
俺を待たせてるとかは全然気にしなくて
いいのにな。
負担になるなんて・・恋華は考えてん
じゃねぇか?
俺は
付き合えてるだけでも幸せなんだぜ?
「愛斗~~!!」
「おわっ!?」
「え?」
そしていきなり、
俺に抱きついてくんのは・・
蜜輝だ。
「なんだ、蜜輝じゃん」
「誰・・この女」
「お前、睨むなよ?」
蜜輝はすぐに
恋華の存在に気づいた。
一応、蜜輝は不良だ・・
だから
睨まれたら恋華は震えると
思う。
「ははははっ、初めましてっ!
森沢恋華です!!」
「え?あっ・・ども。
蜜輝です・・」