不良彼氏は正反対

噛み過ぎだろ・・。

ってか、

なんで自己紹介やってんの?


「ってか、俺もするわ!!
田邊柾輝!蜜輝とは双子な♪」

「あっ・・だから似てたんです
か・・」

「そうよ・・ってなんで自己紹介
してんの!?」

「こいつは、新谷慧汰な♪」

「聞けよ馬鹿兄貴」


柾輝・・

馬鹿だろ・・。


妹にも言われてるしよ。


「こいつと似てるとか最悪ぅ。」

「ひっで!兄貴に向かってなんだよっ!」

「はいはい。で、恋華ちゃんは・・
チームに入ったの?」

「えぇ!?違いますよ?」

「そうなの?」


まあ・・

こんなにオドオドしてたら入る
勇気すらねぇだろ。


ってか、入りでもしたら
恋華に

危険が及ぶこともあるだろうしな・・。



「蜜輝、恋華は彼女だよ」

「へ?誰の??」

「俺の」

「愛斗・・の?」

「そう」


少しの間、

蜜輝は俯いてた。



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