不良彼氏は正反対

「ごめんなさい・・」

だけど・・

謝ったのは恋華だった。


「は?あなたがなんで謝ってるの?」

「なんでって・・悪いことしたら
謝るのが・・」

「はあ・・っ。あなた、馬鹿なの?」

「え?」


確かにこれは・・

馬鹿だな。


普通謝ることか?

だけど・・

恋華はそうゆうやつなんだよな。


俺が好きな恋華は謝る奴
だ。


「もう、ゆっくり諦めるよ・・。
こんな馬鹿にはなれないもの」

「蜜輝、それも侮辱だぜ?」

「違うから、真実を言ったまで」

「そりゃまあ・・当たってるけど」


そうだよ、

馬鹿なんだよ恋華って。


なんか抜けてるって感じだろう
か・・。


惜しいんだなぁ~・・。



「ん?あたしが馬鹿って聞こえるの
は気のせい?」

「いや、大正解」

「なんで!?」



恋華、からかいがいもありすぎ。


< 140 / 371 >

この作品をシェア

pagetop