不良彼氏は正反対
恋華にとっちゃ俺の仲間だって
恐く感じるかもしんねぇ。
だったら来なくてもいい。
しょうがないことだ。
俺はそうやって諦め腰なのに・・
お前は違うんだな。
「うん・・行くね!」
「え!?まじで?」
「なんか恐いけど・・愛斗の居場所は
知りたいし・・あたしにとっても大事
な場所になる気がするの♪」
恋華は、
偽ったりとかそんなんじゃなくて
真実の笑顔で
そう言ってくれた。
「いい度胸ね。襲われそうになったら
私が守ってあげるよ・・女の子だも
んね?」
そして、
蜜輝も・・恋華の強い心に気づいたの
かもしれねぇな。
「だめですっ!」
「は?せっかく言ってやったんだけ
ど?」
「あなたも女の子ですよ?」
お人よしでもあるんだ・・
恋華は。
断るって・・思ったけど
そうゆう心配したわけな。
「あははっ!そうだね・・
だけど、ちょっと強いから大丈夫」
「そうそう!俺の妹に守ってもら
え」
「だから、それ人生の一番の後悔
だからね?」