不良彼氏は正反対

彼の後ろに・・

すっごい殺気をさせて立ってる
愛斗を。


―――がしっ。

「おいゴラ」

「・・え。愛斗さん!?」


そして、

彼の頭を力強く握る?んっと・・
説明しづらいんだけど

かなり悲惨。


「てめー・・・誰の女に手を出して
んのか分かってんのか?」

「すっ、すいませんでした~!!」

「ったく。おっ!それかっけぇー
な」

「そうっすか!?」


揉めるのかな?

とか思ったけど・・すぐに仲直り
とゆーか普通に


話してる。


仲間ってこんな感じなの?

温かい・・。

まるで

あたしの求めてたものそのもの
だった。



「えっ・・どうかした?」

「なんだか・・温かいんです」


最初、

蜜輝さんはびっくりした表情だったけ
ど・・・。


「うん、

すっごく温かいよ。
この居場所・・」



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