不良彼氏は正反対
あたしの家族は見た目から見たら
優しい親に
お金持ち。
家も大きくてお手伝いさんもたく
さん居る。
だけど・・
見せかけで・・どこの家よりもあた
しは肩身が狭くて。
自分の存在していれる場所じゃなく
感じた。
今は・・とっても幸せだけど。
「見た目か・・」
「どうして・・あたしにこんなこ
とするの?」
目の前の相手ががなんとなく
委員長だって思えて来た。
だからかな?
愛斗と初めて会ったときとかと
違ってタメで話せるのは。
もちろん、
不良だから恐いって思いもある。
「あ~・・今回のは俺の手下が
勝手に・・・」
「おっ、森沢起きてんじゃん。
え!?藤堂さん!?」
そう言いながら、
姿を見せたのは・・教室であたし
のことを何回も言って来た
男の子だった。