不良彼氏は正反対

『お前、相手もお受けして下さるん
だぞ!?』

「ですが、私はお受け出来ません!」

『一時だけの恋なんてやめとくんだ!』


・・・一時だけ?

こんなに強く想ってる相手となのに?
両思いなのに?

愛斗との恋は

儚く散るってこと・・・?


そんなのイヤだっ!


『とにかく、今度の休みに帰って来る
んだぞ?』

「だから私たちは・・!」


ーーーツーッツーッ。

携帯は

一方的に切られた。


こうしてしょうがなく、
日曜に

お見合い相手に会う羽目になってしま
った。


会ってもお見合いなんて認めない。

愛斗がいい。

あなたとだけ
あたしは恋愛して居たい。


だけど

そう思ってたのはあたしだけだったの
かな?


同じ気持ちかもなんて自惚れ
てたかな・・。


< 167 / 371 >

この作品をシェア

pagetop