不良彼氏は正反対
一応ここがあたしの家なわけだし。
「もうすぐ、藤堂さんとこがいらっしゃ
るからな」
「わかりました」
どうしてここまで聞いて気づくことが
できないのだろう。
どこかで聞いたことあったのに・・・。
だからあたしは
会った瞬間驚きが隠せなかった。
だって・・・・・・
目の前に居るのはどっからどう見て
も委員長だ・・。
「こちらはお相手の藤堂遼くんだよ
恋華」
ほら、
名前だって委員長と同じだよ。
「よろしくね恋華さん」
「あっはい!よろしくお願いします・・」
委員長のお母さんはあたしに優しい
笑顔を向けてくれた。
いいなー・・
きっと優しいお母さんなんだろうな。
「恋華結構おしとやかになってんね?」
いきなり委員長は
あたしのキャラが壊れる発言をした。
うおぉーい!?
あたしの努力をっ!