不良彼氏は正反対

なんて余計なことをっ!


「お母さま、私は結婚するきはないん
です・・・」

「さあさあ!」


えぇええぇー・・・。
なんて行動の早い人なんだろ。

あたしがお母さんに話しかける隙も
なかったよ。


だけど・・
きっと優しいお母さんなんだろうなぁ。


優しくないわけじゃないけど、
優しくしてもらった記憶はあたしにはな
いのだけれども・・・・。



「なあ、」

「え?ちかっ!!」

「おわっ!?ひっでー」

「だって近いんだもん・・」


お母さんのことばかり考えてたのに、
いきなり目の前には

度アップで委員長の顔が・・。


ついつい突き飛ばしてしまった。


「だってよー・・恋華が気付かないから
さ」

「すみませんっ・・・じゃなくて!
どうして名前で呼ぶんですか・・?」

「婚約者だからだよ」


そうゆうもん?
けど・・

もう名前で呼ぶってことは婚約者になる
の?



あたしは・・




< 173 / 371 >

この作品をシェア

pagetop