不良彼氏は正反対
「俺、恋華のこと好きすぎるなって
思ってさ・・・」
俺、
なに恥ずかしいこと口にしてんだよ・・
もしかしたら
顔まで赤いかもしんねぇ。
「なっなにそれ・・自慢?
つーか、ノロケ!?」
「いや!違うんだっ!!」
ノロケ・・なんかじゃねぇ。
恋華のことで
ノロケることならありまくっけどよ。
今回は
まぢでちげぇ。
「じゃあ、なに?」
「俺が・・恋華に好いてもらえる理由が
ねぇから・・」
「不安なわけ?」
「あっまあ・・誰かにとられっかもしん
ねぇ」
もちろん、
遼にだ。
あいつは頭が良い。委員長なだけあるし
な。
「なにそれ・・・せっかくあたしは愛斗
を諦めたのになんで!?」
諦めた・・?
どうゆうことだ?
いきなり泣きながら蜜輝は俺を強く睨ん
でいる。
俺は・・
今まで蜜輝のなにをみてたんだ?