不良彼氏は正反対
また少し期待をしてしまっていた。
愛斗は心配してくれてるんじゃないかっ
て。
だけどまたまた大ハズレ。
愛斗は学校にさえきてなかった。
そして久しぶりに、
一人で寂しい昼休みを過ごした。
最近は、
莉藍とも過ごすことは少なくて
愛斗やみんなと過ごしてたから、
今日は誰とも会わなくて一人になった。
ほんと久しぶりに
孤独も感じた。
ぽっかり自分の中にある小さなピースを
落としたような
そんな気持ちになった。
どんなことがあっても明日は来る。
そんなことを思いながら、
愛斗とは会わないで学校に来た。
まあ、
会わないわけじゃなくて会えないんだけ
ども。
愛斗はとなりに住んでるけど、
訪ねる勇気はなかった。
冷たく返されるのは怖かった。
やっぱり、
お見合いなんてあるお嬢様なんて
重いって思われたのかな?