不良彼氏は正反対
「あとは、ダチに相談しな?
俺じゃきっと話せないだろ?」
「えっ!?そんなこと・・」
委員長は
あっというまに消えてしまった。
気を使わせてしまったのかな?
誰も・・・
相談する人なんて居ないよ・・・。
「恋華ー!!」
そんなとき、
耳に大好きな親友の声が聞こえた。
「莉藍?」
「もう、朝教室来ないし心配したよ?」
「ごめんね?」
「なんかあったの?あたしでよければ
聞くよ?」
初めて声をかけてくれたときから
やっぱり思う。
莉藍は、優しい。
こんなあたしでも心配してくれて。
勝手にヤキモチで怒ってるのに。
また、冷たいものが頬をつたった。
「恋華!?大丈夫!?」
「グスッ・・あのね・・聞いてくれる?」
「もちろん♪」
あたしは毎日莉藍と過ごす時間はあった
けど最近は
愛斗とのことは話してない。