不良彼氏は正反対
なにも努力しないでここまでこれるよう
な選ばれた人間じゃねぇ。
「なのにさぁ、今のお前は余裕なさすぎ」
「・・・・・・」
余裕なんてもってらんねぇよ。
どこからミスがうまれて
人生がくるってしまうのか分からねぇ。
「だけど、はっきり言っていい意味で
変わったんだろうな。すごいな・・、
恋華ちゃんって」
「ははっ。そうだなあいつは最高だよ」
だけど、
恐ることよりも・・恋華といれる時間
とかのが大事なんだ。
なのに・・・馬鹿だった。
今はあいつといる時間がまったくねぇ。
俺にぽっかり穴があいたみたいで、
それは恋華がやっぱりいねぇとうまらねぇ
ものだ。
やべぇ、あいてぇ。
今までそう考えないようにしてた分、
もうとまんねぇよ。
「けどよぉ、お前ら最近一緒にいなく・・
って愛斗!?」
「わりぃ!!用事出来たっ」
気づいたら、
走りだしていた。
俺は恋華を探した。
なのに目の前にうつるのは・・・