不良彼氏は正反対
気づいてあげられなくてごめんね?
愛斗上手いから、
自分を偽るのがさ。
自分で自分を傷つけてたんだよね?
苦しかったよね?
そこに追い討ちをかけるのは・・・
いつもあたしだよね?
「あたしのことは・・侮辱してもいい
ですから・・委員長の趣味が悪いなんて
言わないでください。
勘違いですよ」
あたしは、
愛斗の目を見てはっきり言った。
「勝手に言ってろ」
愛斗はそれだけ言って
先生の元に。
あたしたちも静かに職員をでた。
職員室を出た瞬間、
わあーおなんて言葉があたしから溢れ
そうだった。
だって、
目の前には蜜輝ちゃんが居るんだもん。
「れっ、恋華・・・」