不良彼氏は正反対

あたしは馬鹿なんだと思った。


恋の
ライバルのはずなのに

名前で呼んでもらえたのが嬉しかった。


もう呼んでもらえないかと思ったから。



だから、

蜜輝ちゃんが幸せになれるように安心
をプレゼントします。



あたしは委員長の
手を取り恋人繋ぎにした。



これなら完全に恋人に見える？


「恋華！？」


ごめんなさい委員長利用したみたいで。



今は、

蜜輝ちゃんに恋人としてうつりますよ
うに。



「頑張れ・・」



この言葉は蜜輝ちゃんに届いた？



―――。


「お前ら・・どんたけ大事にしあって
んだよ・・・」

「え？」

「なんでもないよ。それより、手・・
いいの？」

「ごめんなさいっ！」


委員長はなんて言ったの？
わかんなかったよ・・・。