不良彼氏は正反対

「待って、どうして男の人も働くの?
裏?」

「えっ!?あぁー・・言ってなかったっ
け?」


なんにも聞いてないよ!?


「ここは、お屋敷喫茶って言って
メイドも執事も居るんだよ?」

「そうゆうことなんだ」



どうりで男の人も接客?みたいなのを
やってるんだ。


カランっ。


そんなとき、お店のドアがあいた。


「おかえりなさいま・・・」



嘘・・・どうして?


ドアを開けて入って来たのは、愛斗
なの?

愛斗は・・・席につくとメイドさんと
仲良く話してる。



もしかして知合いかな。

なんだか胸が苦しい。


そして淋しくなった。


愛斗は・・もう一歩を踏み出してるのか
な?

だって

愛斗は楽しそうに笑ってるんだもん。


あたしは

だめだなぁ。


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