不良彼氏は正反対
入学式も、
計画通りにやった。
そしたらあいつに怒られた。
俺は、
これで限界だっつーの!!
あんな地味な格好を俺がやってられっか
っつの!!
他校のやつらにも笑われるっつの。
バチッ・・。
ん?
センコーと言い合いをしてるとき、
一人の女と目が合った。
なんだか・・悲しそうな気がしたの
は俺の勘違いか?
けど、
目もすっげぇ綺麗だし・・・
髪もツヤがある。
そして、
隣にいるダチに向かってテンぱってる
表情になってた。
「プッ。なんなんだあいつ・・・」
「へぇー・・・愛斗が笑ってる。
珍しいな?」
「うっ、うるっせぇーー!!」
なにやってんだ俺!?
確かに、
俺はこんなんで笑うやつじゃねーだろ!?
これは・・自然に出てしまったって言った
方が正しいな・・。