不良彼氏は正反対
「竜哉さんはほんとは喧嘩なんか好き
じゃねぇーんだよっ!!けど・・
お前に大切な彼女を奪われて・・復讐
に来たんだよ!!」
「あぁ?んなのに知るかっての。
愛斗には関係ねぇだ・・」
「待て・・慧汰」
「は?どうしたんだよ・・愛斗・・」
まじでどうしたんだろ俺・・。
あいつの彼女?
ほっとけばいいのにさ・・。
わざわざ慧汰の話止めてまで・・。
「俺は・・そいつの彼女になにをしち
まったわけ?」
なんてこと聞いてんだ?
「は?それは・・確かお前に殴られた
彼女が・・病院に運ばれて・・その彼女
の親が付き合うことを反対したんだ」
「そっか・・」
「愛斗・・?」
俺は、男も女も関係なく殴る。
けど・・それは間違ってるか?
相手の幸せな未来を奪うようなこと
してんだぞ・・?
わかんねぇーよ・・・。
「やる気失せた・・。も帰れよ
お前ら・・・・・・」
「ったく。今日の愛斗は変わってん
な?」