不良彼氏は正反対

ただ、幸せで。

もちろん、守られてたけど・・・
どこですれ違ったんだろう?

それすら分からない。


愛斗は一人で苦しんでたかな?



「恋華?」

「え?な、なに?」

「俺、もう行くわ」

「うん、いってらっしゃいませ、
ご主人様」

「いっきます♪」



カランっ。


遼は本当に短時間で帰って言った。

もっとゆっくりしていけばいいのに
用事


でもあったのかな?


「恋華、
あんたどんだけラブラブなの!?」

「ラブラブかな?」

「ちょーラブラブ。愛されてんね?」

「愛斗も・・・愛してくれてたかな」

「恋華・・・、ちゃんと愛しあってた
でしょ?」



あたしたち、

愛し合ってたんだよね?


ちゃんと恋愛してたもんね、
無駄なものなんかじゃなかったし。



って、なんで愛斗のこと考えてる
の!?

< 273 / 371 >

この作品をシェア

pagetop