不良彼氏は正反対

「お帰りなさいませ(にこ)」


だけども・・・
どちらさまでしょうか。


見たことない人だ・・・この前も
ここには


愛斗と
一緒に居た人とは違うし。



「えっ、キミ新入り!?」

「あっ・・はい・・」



きゃぁ!?な、なに!?

いきなりあたしの腕を掴む
お客様。


どうしたらいいんでしょうか・・。



「おい、馬鹿やってないで・・・・
席行くぞ。お前が無理やり連れて
きたんだろーが」

「えーっ、
愛斗さんも来たかったんじゃない
んですか?」

「あほか・・・」



ドキっ。

愛斗の冷たい視線はあたしの
掴まれた腕にいく。



これは・・・・
大事な仲間に障触るなってこと?



いやいや、

それは勘違いでしょ。




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