不良彼氏は正反対

そしてなぜかあたし愛斗に腕を
掴まれ・・・


「あの・・トイレは?」

「うるせぇ、黙っとけ」

「はい・・」



あれ?

これってはいでいいの?


もちろん、トイレになんか向かって
なくて

ただ人影の無い所に来ただけで
あって・・・。


あたしはどうしたらいいんで
しょうか?



「おい」

「はい?」

「お前・・・なんで・・・こんな
とこにいんだよ・・」



どうして、

どうして愛斗・・・

なんでそんなこと聞くの?



やめて・・勘違いしてしまう。


だけど分かった・・あたしまだ
愛斗が好きですよ?


だって、

声をかけられただけでこんなにも
嬉しいんだもん。



だからこそ・・表にはだしちゃいけ
ないんだ。

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