不良彼氏は正反対
「未来・・・?」
「そうだよ!チームだって明るいもの
に変わっていた。それは、リーダーを
変えた恋華のおかげよ?」
「そんなわけないって・・・」
あたしが愛斗を変えた?
それは
間違ってるよ?蜜輝ちゃん。
逆、
愛斗があたしを変えてくれたんだ
あたしに
明るい未来を・・見せてくれたんだ・・。
そう
そこにはもちろん愛斗が居て・・。
愛斗が居て当然な光景で・・。
あぁなんだ・・・あたしまだ全然
愛斗を諦められてない。
あのときの大切な想いが簡単に
消えるなんて
馬鹿思ってた。
ごめんなさい・・遼。
あたしはまだ・・愛斗を愛してる。
大好きよ?
だけどもう、見れない・・愛斗との
明るい未来。
隣に、あなたは居ないもの。
「恋華、聞いて?」
「うん・・・」
「叶いやすい願いほど人は悩むよ・・
叶えにくいものほど・・運命的に
出会うの」