不良彼氏は正反対

ほらやっぱり、

あたしばっかりが迷惑かけて・・。


「わー!泣くなよ?」

「泣かないしっ!」

「ははっ、さすが・・愛斗の女だな?」

「今は・・・・違うから・・」


もう、

あのときのようには・・・
なれない。


ただ、

想い続けることしかあたしには
出来ないもの。



「いや、絶対に恋華以外無理だ。
俺が経験済み・・・奪えなかったんだか
らさ・・・」

「そうだと・・・いいな!」

「諦めるなっ!愛斗は・・・・
なにかを秘めてる、そんな感じがする
んだ。俺はあいつのライバルでしかない
これからもな」

「うん・・・・諦めたくない・・」



どうやったらまた愛斗の前でも
素直になれるのかな?


「恋華・・・今度の日曜暇か?」

「え?うん・・・」

「じゃあ、浴衣着て**に来い」

「わ、わかった」



日曜日・・?

なにかあったっけ?


浴衣か・・・買わなきゃな・・・・。

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