不良彼氏は正反対
だけどあなたも・・・・
あたしの幸せを一番に思ってくれて
いたんだよね・・。
「お待たせ!」
「うん!」
そしてあたしたちは二人並んで歩きだ
す。
「で、話って?」
そう持ち出してくれたのは
莉藍だった。
あたしはきっと頬を真っ赤にしてた
よね?
そしてゆっくり言った。
「うん、あのね?
・・・あたし、また愛斗と付き合える
ことになったんだ・・」
「・・・・・・・」
「それでね?・・莉藍?」
一人浮かれてるあたし・・
そして気がついた
なんだか・・・
恐い瞳をしている莉藍に。
例えればそう・・愛斗や委員長が
喧嘩してるときの目。
なんてね、
莉藍は不良じゃないし
あたしの完全な思い込みだけど。