不良彼氏は正反対
「なんだと!?」
「あっ、愛斗!?」
愛斗は焦ったように基地の中に入って
いった。
「恋華さんも、外に一人で居るのは危険
なんで中へ」
「はい・・」
あたしも、
残った男の人たちと中へ入る。
「柾輝、なにが起きてんだ?」
「あぁ・・・けが人が出たんだ」
「・・・・・・っ」
!?
中に入ると、
血を流した人まで居た。
とても辛そうで痛そうで。
だけどもちろん
あたしにはどうすることも出来ない
んだ。
「あい、と・・・」
「慧汰!?お前・・・」
「なんとか・・かたして来たけど・・
人数が人数でな・・・」
「無理しすぎだろーが・・」
慧汰さんまでもが怪我をしていた。
「ちゃんと手当てしてもらえよ・・」
「もちろん」