不良彼氏は正反対
ガッ!!!!!
「あっ、愛斗・・・」
「ふざけんなてめー・・恋華はダチじゃねぇ
のかよ!?」
「友達?そんな見せ掛けだけの関係なん
ていらない」
いらない・・・
いらない?
あたしは・・必要無いってこと?
分からない・・。
あたしは
莉藍にとってのなんだったの?
ただの邪魔な存在?
莉藍の気持ちなんて分かったふりして
たのかな?
あたしは莉藍が大好きで
ただその気持ちだけで傍に居た。
「ったく、いってーな」
「いたい?あんな軽いんでここの
リーダーはやられんのか?」
「ちっ。めんでーな。本気だせって
か?」
「ったりめーだろ」
莉藍・・・
唇から血が出てる・・
ほんとは止めたいよ。
だけどきっとあたしじゃどうにも
出来ない。
でも待って・・リーダー?
どうゆうこと?
「莉藍がリーダー?」
「そうよ、R.Sはあたしのこと」
その言葉にあたしは固まった。