不良彼氏は正反対
だけど俺は恋華を見下してたのかも
しんねぇーな。
強く言えば
きっと恐くなって黙ると。
だけどさすが俺の選んだ女だ。
俺に反抗する恋華の瞳は鋭いもの
だった。
「莉藍はあたしの大切な・・・・・
仲間なの・・」
「お前の仲間・・・?」
「うん・・」
お前は、
裏切られてもこいつを友達だと仲間
だと言えるのか?
「馬鹿じゃないの!?あんたあたしの
仲間じゃねぇーよ!殴れっ!!
折原愛斗っ!!」
「・・・・・・」
「あたしの顔も殴れっ!!」
「ちっ・・・殴ってやるよっ!!」
「愛斗!?」
えっ・・・・
殴るつもりねぇーよ?
でこピンくらいを・・
だけど俺が殴るふりをするため
手を振り上げると
坂本莉藍は目を瞑る。
んだよ、
嫌なんじゃねーかよ。
____バチンッ!!