不良彼氏は正反対
だけど・・ここってもしかしてエレベーター
ないの!?
嘘だぁ!!
確かに、5クラスで五階までしかないけど・・
普通あるんじゃ・・・。
いや、
あたしの普通は普通じゃないんだよ
ねっ!!
だからあたしは・・必死で階段を上る。
屋上に着く頃には・・・
「やっ・・やったぁ・・・ハァハァ」
息が切れまくっていた。
だけどドアを開けたら・・
―――ガチャっ。
「わ~っ。やっぱり最高・・」
最高の星空が広がっていた。
よかった、今日がいい天気で。
星座とかは全然分かんないんだけ
ど・・・
ただただ綺麗な空を見上げた。
けどやっぱり・・もう少しで届く
ような・・
「あれ?お前なにやってんの?」
「えっ!?」
空に向かって手を上げたとき・・
誰かに声を掛けられた。