不良彼氏は正反対
惹かれ合う心
(愛斗side)


俺は、次の日慧汰と学校へ行った。



「愛斗さ、なんか可笑しくね?」

「別に・・可笑しくねぇけど?」

「お前が学校行くとかありねぇ。しかも
なんもない普通の日に」

「んなことねぇよっ!」

「焦るところが一番怪しいっつの」




怪しくなんかねぇっ!

俺は決して恋華と会いたくて学校に来た
とかじゃねぇからな!?



ただ、

モヤモヤをどうにかしたくなっちまった
だけだっつの。



全然意味違うだろ?



だから・・俺は焦ってなんかねぇんだっ!



「あっ、愛斗さん!おはようございます。
今日は学校に来られたんスね?」

「あぁ・・高校は来てみようかと思って
さ」

「ああ!そうゆうことスか!」

「嘘くせ~」




うっせぇよ慧汰はっ!!


話がややこしくなるんだっつの。


「嘘なんスか?」

「ほんとに決まってるだろ?
俺が言ってんだから」


< 67 / 371 >

この作品をシェア

pagetop