屍村

矢部夏恵篇 第三話


遂に私も倒れた。

これって祖母がひいてるのかな、そう思い始めていた。

父親は私に怯えていた。
また無惨な姿で死ぬかもしれないから。

もしかしたら自分も死ぬかもしれない。

そう思い始めていたのだろう。

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