『蒼色の瞳の猫』
コンビニは温かかった。
店も、だけど、雰囲気が。

『……』

そんな中、あたしは無言で商品をカゴに詰込んでいく。
周りの人がチラチラこっちを見てるような気がするけど…

まあ、気にしない。
こんなことはもう当たり前なんだ。

1週間は持つだろうというくらい商品を詰込んで、
レジへ持っていく。

『4,750円になります』

…高っ!
そんなに詰込んだつもりはなかったけど。

あたしがピッタリとお金を出す。
レジの人は、黙々と商品をレジ袋に詰めた。

『ありがとうございました』

そして、あたしは何事も無かったように
コンビニを出た…


『あの、ちょっと』

と思いきや、誰かに声をかけられた。
…冗談じゃ無く、やめてほしい。

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