『蒼色の瞳の猫』
『いってきまぁーす!』
あたしが声を張り上げると、
『おぉ、いってらー』
まだ朝ごはんの食パンを口にくわえたまま、
葵が手を振ってくれた。
どうやら葵は通学にゆとりがあるらしい。
とにかく、手を振ってもらえただけで、
朝からハイテンションだった。
あたしが声を張り上げると、
『おぉ、いってらー』
まだ朝ごはんの食パンを口にくわえたまま、
葵が手を振ってくれた。
どうやら葵は通学にゆとりがあるらしい。
とにかく、手を振ってもらえただけで、
朝からハイテンションだった。