ここから始まる4つの恋
[学校]-CDショップ-
≪棚町 楓SIDE≫
奇妙な出会いをした私と橘陸斗くん。この人となら良い友達になれるだろうと思い今は学校をサボり中。昼前くらいにやけに背の高いお兄さんのいるコンビニで飲み物を買ったあと、公園で色々なことをしゃべった。
お互いの趣味がCDあさりだったのでいまはCDショップにいる。そこで私は驚いていた。
「た、橘くんってHip Hop聴くの?」
「そうだけど?なにかおかしいか?」
「い、いや。おかしくない!」
私は首を横にブンブンと振りながら答える。そりゃ驚くだろう。今橘くんが手に持っているのは、大人でも知らない人が多いアーティストのCDなのだ。しかも私の好きな。
「な、なんでそのアーティスト知ってるの?」
「え?ああ、あまり大きな声じゃ言えないけどクラブ言ったときDJが流してたからそれで気に入ってんだ。だから知ってんだよ」
どうやら私の直感は当たったようだ。この人となら良い友達になれる!
「私そのCD持ってるよ。貸したあげよっか?」
そういうと橘くんが今度は驚いた顔になる。
「も、持ってるってこれをか?棚町が?」
意外だったようだ。
「そうよ?何かおかしい?」
さっき橘くんが言ったみたいに私も言う。
「マ、マジで。やべぇこんなとこにマニアがいた」
確かにマニアといわれてもしょうがないかもね。だってすごいマイナーだから。
奇妙な出会いをした私と橘陸斗くん。この人となら良い友達になれるだろうと思い今は学校をサボり中。昼前くらいにやけに背の高いお兄さんのいるコンビニで飲み物を買ったあと、公園で色々なことをしゃべった。
お互いの趣味がCDあさりだったのでいまはCDショップにいる。そこで私は驚いていた。
「た、橘くんってHip Hop聴くの?」
「そうだけど?なにかおかしいか?」
「い、いや。おかしくない!」
私は首を横にブンブンと振りながら答える。そりゃ驚くだろう。今橘くんが手に持っているのは、大人でも知らない人が多いアーティストのCDなのだ。しかも私の好きな。
「な、なんでそのアーティスト知ってるの?」
「え?ああ、あまり大きな声じゃ言えないけどクラブ言ったときDJが流してたからそれで気に入ってんだ。だから知ってんだよ」
どうやら私の直感は当たったようだ。この人となら良い友達になれる!
「私そのCD持ってるよ。貸したあげよっか?」
そういうと橘くんが今度は驚いた顔になる。
「も、持ってるってこれをか?棚町が?」
意外だったようだ。
「そうよ?何かおかしい?」
さっき橘くんが言ったみたいに私も言う。
「マ、マジで。やべぇこんなとこにマニアがいた」
確かにマニアといわれてもしょうがないかもね。だってすごいマイナーだから。