ここから始まる4つの恋
[コンビニ]-店内-
≪大宮 奏SIDE≫
バイト仲間の高見雄大が今日は出れないというので俺は代わりにバイトにでていた。聞いた話によるとどうやらお隣さんに引っ越したひとがいるらしく、その引越しの手伝いをするといっていた。
(あの人は本当に困った人だ)
心の中で一人ごちるけどその愚痴は誰にも聞こえない。まあ当然か。その時にお客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ~」
お客さんに挨拶をする。だがその客とは昨日のバイク倒し女だった。・・・そういえば昨晩も偶然にもその女と会った気がする。
「お前は・・・昨日の」
「あ!いました。ええと、昨日はすいませんでした。それと怪我の手当、ありがとうございました」
殊勝な心がけだな。ちゃんと謝ることもできるみたいだし親の教育がよかったのかな。俺とは天と地ほどの差だな。もちろん俺が地のほうだ。
バイト仲間の高見雄大が今日は出れないというので俺は代わりにバイトにでていた。聞いた話によるとどうやらお隣さんに引っ越したひとがいるらしく、その引越しの手伝いをするといっていた。
(あの人は本当に困った人だ)
心の中で一人ごちるけどその愚痴は誰にも聞こえない。まあ当然か。その時にお客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ~」
お客さんに挨拶をする。だがその客とは昨日のバイク倒し女だった。・・・そういえば昨晩も偶然にもその女と会った気がする。
「お前は・・・昨日の」
「あ!いました。ええと、昨日はすいませんでした。それと怪我の手当、ありがとうございました」
殊勝な心がけだな。ちゃんと謝ることもできるみたいだし親の教育がよかったのかな。俺とは天と地ほどの差だな。もちろん俺が地のほうだ。