あたしだけの強引ダーリン





私の後ろのロッカーに両手をつき、私を見下げてる。


「志穂さぁ、俺のことどう思ってる?」
どう思ってるって…


好き。大好き。



でも今まで兄弟みたいな関係だったのに
好きなんか言ったらこの関係が終わりそうな気がしたの。



だから怖くて好きなんて言えなかった。


「えっと…お兄ちゃんみたいに思ってる……んっ…ん」



強引に唇を塞がれた。



必死で抵抗していると舌で無理矢理唇をこじ開けられた。


必死で逃げてる私の舌を翔梧くんの舌が簡単に追いついてくる。


やだ…声出ちゃう…






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