殺伐少女【短編】
やばいやばい!!!

「えっと・・・今日優香ちゃんかわいいね」
「!?えぇ!?」
「髪、巻いたんだ~」
「は、はい・・・ど、どうですか・・・?」
「かっかわいいよ!!」

あれれれれ?

照れてる??

むふふふふふふふふふふふふふふふ

「ど、どしたの?にやけて・・」

「あ!!!!ぃ、いえ!!」

やっばぁ(汗)

顔に出ちゃった・・・・


「ど、どこ行く?」
「え?あぁ、ど、どこ行きます?」

思った瞬間、目の前の草影に『海希望』と書いたプレートが・・・?


あれれれれ?

絶対人いるよね?
てか今日あたし達のデート知ってるのって・・・


殺伐二人組の恐ろしい顔が浮かぶ

「えぇっと・・・・海行こっか・・・」
「え、えぇ!?」
「あ、ゴメン!海嫌い?」
「あ、いえ!う、嬉しくてつい・・」

よかった~誤魔化せたぁ~


ってかプレートに気づいてないのか!?

意外に天然!?

・・・・可愛いけどねっ☆


!??

お、お、お手手が・・・!??

「ゴ、ゴメン嫌だったかな?」

「ぇあぃおえぁぁ・・・」
「ごめんね」

「ぜっぜっ全然!!!むしろ嬉しいです!!!つ、つ、繋がせてくくくださぉ」
「そ、そう?あ、ありがとう」

や、や、やったぁ!!!!!



お、お、お、お手手が・・・・

春先輩のお手手と・・・
あたしのお手手が・・・


つ、つ、つ繋がって・・・るぅ!!



か、感激ぃぃ!!!!!
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