殺伐少女【短編】


くぉーくぉー

か、かもめ!??

見渡す。どこにも居ない。
ゴソゴソッ!!


絶対居る!!!
100%涼君と美織だ!!


邪魔しにきたのかぁ!?
ゴソゴソッ
「ねぇ、優香ちゃん!!」
「は、はぃい!?」

「あ、あのさ・・・言い難いんだけど・・・」
「あ、はっはい!!?」


も、も、もしかして!??
告は・・・・・
「今日、夜店手伝って欲しいんだ!!!」
「へ?」
唖然。


「えぇ・・・っと『じぇりー』ですか?」

「う、うん。そ、それでね・・・今日店長風邪引いてさぁ・・・いきなり休むったって
お客さんに失礼だし・・・って。今日一日だけ学生特別ホステスやる事になったんだ・・・それでもう予約入ってるんだけど・・・雛ちゃん誘ったら今日無理って・・・それで・・・」



「そ、それって犯罪じゃ!?」
「大丈夫!!!きっと!!!」


「でも完璧犯罪ですよね・・・」

「やっぱり、無理かなぁ??今月給料低いんだ・・・」
「い、いえ!!!!先輩のためなら売春婦にでも政治家にでもなります!!!!!」
「あ、本当!?ありがとう!!!!!」

「そ、それで・・・聞いて欲しいんですけど・・・」
「ん?何々?」

来たぁ!!!!!!!!!!

愛の告白タイム!!!!!!






「ぁ、あの・・・その・・・」

「??」




「あ、あたし!!!先輩の事っつきなんです!!」





「っ付き合って下さい!!!!!」
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