殺伐少女【短編】
こっこの空気で・・・
何を話し出せと・・・!??
「っぁあの!!」
「ど、どうしたの?」
良かったぁ~~;;
「旅行って・・・どこに連れっていってくれるんですか??」
「あ、ど、何処行きたい?」
「んと・・・・ぅ海・・・・・」
「海??夏に?」
「て、テント張って・・・皆で行きたいです!!」
「泊まるんだよね?」
「は、はぁい!!!」
「どうせならキレーな所行きたいねー」
「はい!!!」
「もうちょっとで夏だしねぇ・・・そっかぁ・・・考えとくよ。優香の家ここでしょ?」
「あ、ぁ・・・はい・・」
「それじゃぁ、また明日店に来てね~」
「さゅよおなら!!!」
「っぷは・・・じゃね、バイバイ」
噛んでたなぁ・・・
「クスクスクス・・」
「「キモッ」」
「え゛!!??」
「こんばんわですわ。先輩」
「どうも」
「こ、こんな時間にこんな所でなにやってるワケ!!?逢引!??」
「正解ですわ」
「っは!??ち、ちげぇよ!!!!」
!??
「あれれ~?涼ぅぅう??」
何か超シャイボーイじゃん!??
「涼さんは二人っきりになるとシャイボーイになるんですよ」
「ちげぇよ!!!!」
「え?俺は?」
「先輩の存在価値が無いということですね」
「・・・・・(悲)」
へぇ~超意外~~(楽)
「ふふふ・・・面白いですわ」
「・・・ってかマジでこんな時間に何やってんの?」
「コンビニに食料買いに」
「あぁそうか・・・随分遠いんだな・・・不便だろ?」
「まったくですわ・・・優香の家にでも引っ越そうかしら」
「俺も先輩の家に引っ越そうかな」
「俺と優香に拒否権は!??」
「「無い」」
「・・・・(泣)」
あぁ・・もう俺の章終わりだ・・
・・・なんて可哀想な俺・・・
最後の一言「・・・・(泣)」