ダダダダイダディ
1ページ目がそんな1ページ目であるわけだから結局ろくな小説ではなかろうもん、と九州の方は思うかもしれないし、まっことつまらんばい、と九州の方は思うかもしれない。
頭おかしいんとちゃうん、と大阪の人は思うかもしれないし、わしゃもう見んけえの、と広島の人は思うかもしれない。
だが、おらは気に入ったべ、続き読みてえべ、どんな結末が待ってるんだべ、と言う青森県民には是非言いたい。


いや読まなくていいべ。


だが俺はまるで文豪のようなペースで筆、は取らないが指、を動かし続けるのである。けれど、もうどのようにして小説を書き進めようかなと悩んでしまう辺り文豪なんぞではなく素人のゴミ野郎たる所以なのではないかと俺は心から思うのだ。


俺は小説を書くのをやめた。



完。
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