たった一つの恋〜届けたい〜


口の中がカラカラした。






近くの自動販売機で飲み物を買い

流し込むようにして飲む。






空になった容器を投げると、

綺麗な軌道を描いて
ゴミ箱に入った。







実家の引っ越し先を確認するため

メモ帳を鞄から取り出した。





ページをパラパラと捲っていると

一枚の紙切れが足元に落ちた。
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