【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上
好き!
「お前さ、本当信じられねぇな」
居心地の悪かった話しも終わり、佑斗と二人、部屋へ戻ってきた。
「だって…」
「だってじゃね~よ」
呆れた様にため息をつきながら、佑斗はベッドへ寝転がる。
晴彦は、ニヤけながら戻って行ったし…。
この調子じゃ、佑斗には怒られ、晴彦にはからかわれるんだわ。
小さくため息をついた時、ベッドの上に起き上がった佑斗が手招きをした。