【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上



「ふ~ん。じゃあいいけど」


佑斗はそう言うと、ベッドに座っている私の隣へやって来た。


「何で、隣に来るの!?」


あんまり近付かないで欲しい…。


「何で隣に来ちゃダメなんだよ」


「だって…」


だって、ドキドキするんだもん。


こんな近くじゃ、佑斗の顔をまともに見れない。




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