極上ハチミツ恋愛
第1章

大切な存在

「剣人ぉ?早く行くよ」

「ぉう、今、行く!!」

私達は恋人同士ではない。

ただの幼なじみ…。

しいて言えば、幼なじみという大切な存在。

「もう、剣人、遅いし!!」

「ごめんって!!ちょっ、痛いし!!」

こうやって、じゃれあうこともできる。

私は剣人に対しての恋愛感情はない。

だって大切な存在だもん。←幼なじみとしての。

ってか、恋愛感情があったらキモいし(笑)

多分、剣人もそう思っているだろう…。

「…ってか?おーい、桃花?大切な幼なじみとの登校中に考え事ですかー?あ、それとも妄想中?…(笑)」

「違うわ、ボケ!!」

「ボケーッ?ヒドい…俺ちん、泣いちゃう…」
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop