あたしのあんた。



「あんたには
関係ない。」

「いいからいいから
役に立つよ?俺ってば、」

「結構です。あたしは
一人で頑張ります。」

とても不快になったあたしは
家の道につながる道を
曲がろうと一人で
早歩きしていると

「俺、まぢで応援するから!
手伝わしてくれよ!」

その言葉を聞いて
呆然とするあたし。
だってからかってると
おもっていたから。

「たのむ。
俺の一生のお願い!」

そういってニカッと笑う
龍樹をみたら、
いいえとはいえなくて、

「香山賢人!!
ちゃんと手伝ってね?」

可愛くない返事をした。

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